西オーストラリアの州の州都、パースについて

西オーストラリアの州の州都、
パースについて

西オーストラリアの州の州都、パースには近代的なビル群がそびえ立つ一方、数十分のドライブで手つかずの自然も目の当たりにできる、文明と自然が融合した理想郷です。地中海性の温暖な気候により1年を通して過ごしやすく、真っ青な空に蒼く輝くインド洋と真っ白な砂浜、そして地平線から昇り水平線に沈む太陽は、多くの人を魅了してきました。

■西オーストラリア州
オーストラリア国内最大の州で、日本の7倍もの面積があります。人口はわずか約260万人。北部の熱帯性気候、内陸部の砂漠性気候、そして南部の温帯性気候とエリアによって気候は異なります。

 

■パース
西オーストラリア州の首都、パースは「世界で最も美しい街」や「世界で最も孤立した街」として知られています。人口約206万人のこの街は、1827年に英国人による開拓以来、天然資源の発掘により発展を続けています。

 

■パースの気候
パース周辺の四季は日本と逆で、春は9月~11月、夏は12月~2月、秋は3月~5月、冬は6月~8月。オーストラリア国内で最も晴天日が多い街で、地中海性の温暖な気候により1年を通して過ごしやすいです。

 

■パースの時差
日本時間より1時間マイナス。国内ではシドニーの標準時より2時間マイナス。サマータイムは実施していません。

 

■パース市内の公共交通機関
パース市内及び郊外への移動は『Transperth(トランスパース)』のバス、電車、フェリーを利用します。パース市内からの距離でゾーン(区間)
が決められており、料金は利用区間分を支払います。

【電車】 パース駅を拠点として6本の路線がそれぞれ郊外へ延びています。
【バス】 パース市内から幅広く、郊外の各方面までカバーしている。
【フェリー】 エリザベス・キーとメンズ・ストリートの各フェリー乗り場間を運航しています。

 

■パース市内の無料巡回バス
パース市内には無料巡回バスが走っています。各バス停で乗り降りが自由で、ブルー、レッド、イエロー、グリーン、パープルの5路線があります。詳細はこちらから(https://www.transperth.wa.gov.au/timetables/cat-timetables)。

 

■オーストラリアの通貨
通貨はオーストラリア・ドル(AUD=A$)。紙幣はA$100、A$50、A$20、A$10、A$5。硬貨はA$2、A$1、50¢(セント)、20¢、10¢、5¢があります(A$1=100¢)。

 

■パース市内のモールと通り
パース市街地には、歩行者が優先のモールやショッピングができる通りがあります。

・マレーストリート・モール(Murray Street Mall)
・ヘイストリート・モール(Hay Street Mall)
・キング・ストリート(King Street)
・ロンドン・コート(London Court) など

 

■パース周辺の街、ノースブリッジ
パース市街地の北側に位置するノースブリッジは、国際色豊かなレストランやバーが軒を連ね、週末になるとナイトクラブの前には長蛇の列ができます。また、パース駅に隣接したパース・カルチュラル・センターには西オーストラリア州立美術館、博物館、図書館やパース現代美術館、州立劇場が建ち並びます。

 

■パース周辺の街、フリーマントル
パースからわずか20kmに位置するフリーマントルは、歴史的建造物が丁寧に保存されている港町で、地元の人や多くの観光客で賑わいます。通称『カプチーノ通り』と呼ばれるサウス・テラス沿いにはカフェが並び、また海岸沿いではフィッシュ & チップスを楽しむことができます。

 

■パース周辺の観光地、ロットネスト島
フリーマントルから西に約19kmに浮かぶ島、ロットネスト島。A級保護区に指定され、一般車輌の乗り入れ禁止など環境保護がなされているこの島にはカンガルーなどと同じ有袋類で、島内には1万頭ちかくが生息しているクオッカが、世界的にも知られています。

 

■パース周辺の観光地、スワン・バレー
パースから車で約30分にある西オーストラリア州最大級のワインの産地、スワン・バレー。このエリアには、ワイナリーやレストラン、カフェやブルワリーなどが150以上点在し、パース発のツアーや、スワン川をクルーズした後にワイナリーを周るツアーなども催行されています。